こんにちは。アカバールです。
本日は審判員の方が意識しているホイッスルの吹き方について、お話しさせていただきます。
体育館の広い場所において笛の音は試合をコントロールするうえで非常に重要で、
よわよわしい笛の音ですと、選手たちの声で搔き消されてしまいますし、
逆に「今、笛なった?」と選手たちが混乱してしまうことになりかねません。
そのため、笛の吹き方一つでも、審判員が鳴らす笛には魂を込める必要があります。
笛の音の質を上げるために、選手たちに安心してプレーに臨んでもらうために、
笛の吹き方についてアドバイスさせていただきます。
結論、舌をうまく使うことです!
どういうことか。
笛を吹く前に、舌で笛の吹き出し口を塞ぎます。
その状態でお腹から力を入れて、圧がかかったところで舌を離します。
すると、一気に笛に空気が送り込まれ、勢いよく笛が鳴ります。
もう一つアドバイスがあります。
それは、笛を止めるときです。
止めるときも非常に重要で、こちらも舌を使って笛の吹き出し口を塞ぎます。
ストローでドリンクを飲んでいるときにストローの口を押えると飲み物はストローの中にとどまりますよね?
あれと同じよう笛の口を舌を使って押えます。
すると、
…ピーーっ…
とキレのよい笛が吹けるようになります。
ただし、注意が必要です。
笛の吹き始めの時に笛を歯でしっかり噛んでください。
鳴らし初めで口から笛が飛び出します(笑)
私も何度かやってしまったことがありますが、かなり恥ずかしいです。
笛は丈夫なものを選んでください。
いい音を鳴らそうと長い間使用していますと、歯型がつきますし、最悪の場合、笛の口が割れます。
試合中に予備を持たずに笛が壊れてしまいますと、審判のせいで試合の中断を余儀なくされる事態になりかねませんので、丈夫なものを選びましょう!
予備があれば、ひとまずはいいかもしれませんね。(笑)
笛はスポーツ用品店で扱っておりますが、簡易的な笛しか置いてないことがありますので、専門店やネットで購入することをお勧めします。
それではまた。
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